CentOS7の日本語入力について、デフォルトがibus – kkc(Japanese Kana Kanji input method
for
ibus)でした。全角空白の入力をするには「くうはく」と入れて変換をする必要があり、設定で回避する方法もよくわからなかったので、使い慣れたibus-anthyへ切り替えることにしました。単語登録もよくわからなかったというのもあります。~/.config/ibus-kkc/dictionary/sentenceへ登録すれば良いようでしたが、Anthyであれば、kasumiで登録できるので、手軽です。日本語入力については、ibus-mozcも選択肢としてあるようですね。
インストールは簡単で、EPELリポジトリを有効にしてから、ibus-anthyをyumでインストールするだけです。インストールしたら、一度ログアウトが必要です。
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$ sudo yum -y epel-release
$ sudo yum -y install ibus-anthy
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システムメニューの右上に表示されている「あ」とか「_A」をクリックすると、日本語入力でAnthyが選択できるようになるので、それを選択すれば使えるようになります。
でない場合はibus-kkcを削除してから、言語設定をしなおしましょう。
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$ sudo yum remove ibus-kkc
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単語登録は、kasumiを使います。「-a」で単語登録画面を「-e」で編集画面が表示されます。
登録した単語は、/.anthy/praivate_words_default に保存されます。直接このファイルを変更した場合は、Anthyの再起動か、ログインのしなおしが必要なはずです(未確認)。
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追加が終わったら「スーパーキー(Windows)」+「スペースキー」で入力ソースを切り替えましょう。

メニューバーにもmozcが追加されているはずです。

mozcを選択した後は半角/全角キーで漢字と英数を切り替えることができます。